“家族みんなで長生きしたい”
“病気になった時安心してみてくれる病院や診療所がほしい”
そんな願いをもった人たちが集まって、1952年に津軽保健生協が誕生しました。
班会などでの学び合いを大切にし、保健予防や医療・福祉・介護の充実に取り組みながら、
病院や診療所、介護事業所などを運営しています。
津軽保健生協は、組合員一人ひとりが出資し、利用し、運営に参加するという、
生協法に基づく、住民の自主的組織です。
名称 | 津軽保健生活協同組合(つがるほけんせいかつきょうどうくみあい) |
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設立 | 1952年2月24日 |
代表理事 | 理事長 伊藤 真弘 |
副理事長 竹内 一仁、関谷 修 | |
専務理事 村上 渡 | |
所在地(本部) | 〒036-8045 青森県弘前市野田2丁目2-1 |
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組織部・総務部・経理部・看護介護部・教育部 〒036-8045 青森県弘前市大字野田2丁目2-1 |
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電話 | 0172-33-7515 |
FAX | 0172-36-3231 |
組合員数 | 49,988人 |
出資金 | 14億4,957万円 |
支部数 | 37支部 |
班数 | 202班 |
総事業収益 | 103億3,585万円 |
主要な事業 | 医業事業医療、訪問看護 |
福祉事業介護保険サービス事業(施設サービス、居宅サービス、居宅介護支援事業所)、地域包括支援センター、地域活動支援センター、在宅介護支援センター | |
職員数 | 1,206.6人(常勤換算) |
職員平均年齢 | 41.2歳 |
職種 | 医師、保健師、助産師、看護師、准看護師、看護助手、薬剤師、管理栄養士、栄養士、歯科衛生士、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、マッサージ師、介護福祉士、介護職員、調理師、調理員、技術系助手、ヘルパー、ソーシャルワーカー、事務員、ボイラー技士、運転手 |
組合員・患者・職員の「三位一体」の協同の営みを一本の糸で結び合い自立・参加・協同を抽象化しました。 外縁はお山(岩木山)を、緑色は緑豊かな津軽を、地の白地は医療・病院をイメージしました。
創立40周年1992年8月
医療福祉生協連は全国で105の法人があり、その1つが津軽保健生活協同組合です。全国では297万人の組合員(2020年9月末)が地域に存在しており、地域のネットワークづくり活動を行っています。 医療福祉生協は、このまちで健康でいきいき暮らしたいというあたり前の願いをかなえるために、出資金を持ち寄り、組織をつくり、医療・介護事業所を持ち運営する、住民が主体の組織です。
そのために
地域まるごと健康づくりをすすめます。
地域住民と医療や福祉の専門家が協同します。
多くのひとびとの参加で、地域に協同の“わ”をひろげます。
私たち医療福祉生協は、日本医療福祉生活協同組合連合会の設立趣意書をもとに、憲法25条(生存権)や9条(平和主義)、13条(幸福追求権)が活きる社会の実現をめざします。
私たちの使命は、地域まるごと健康づくりをすすめることです。
私たちは、医療や福祉の事業、健康づくりやまちづくりの運動を通じて、平和や社会保障の充実を求める運動や環境へのとりくみをまちぐるみで総合的に進めます。
私たちは、地域住民と医療や福祉の専門家が協同する組織です。
私たちの組織の最大の特徴は、ともに組合員として生協を担う地域住民と医療や福祉を担う専門職がそれぞれ主体者として協力しあうことにあります。その優位性を事業と運動の全ての場面で活かすことを大切にします。
私たちは、多くのひとびとの参加で、地域に協同の“わ”をひろげます。
私たちは、ICA原則にある「コミュニティへの関与」をもとに、地域の中に協同の“わ”を広げることを重視し、国際連帯の活動にとりくみます。
2013年6月7日
日本医療福祉生活協同組合連合会 第3回通常総会にて確定
津軽保健生協の各事業所は全日本民医連に加盟しています。戦後、医療に恵まれない人々の要求にこたえようと、地域住民と医療従事者が手をたずさえ、民主的な医療機関が各地につくられました。全日本民医連は、これらの連合会として1953年に結成されました。
以後、半世紀以上にわたって地域の人々にささえられ、身近な医療機関として活動しています。医療制度を改善する運動もすすめ、「いのちは平等である」と の考えから、差額ベッド料はいただいていません。また、地域の要求から介護・福祉分野の活動も活発に行っています。
現在、民医連に加盟する事業所は、全国の47都道府県に1800カ所を超え、約8万人の職員と、医療生活協同組合員や友の会会員約362万人の方々が、ともに保健・医療・福祉の総合的な活動、安心して住み続けられるまちづくり運動を進めています。
私たち民医連は、無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織です。
戦後の荒廃のなか、無産者診療所の歴史を受けつぎ、医療従事者と労働者・農民・地域の人びとが、各地で「民主診療所」をつくりました。そして1953年、「働くひとびとの医療機関」として全日本民主医療機関連合会を結成しました。
私たちは、いのちの平等を掲げ、地域住民の切実な要求に応える医療を実践し、介護と福祉の事業へ活動を広げてきました。患者の立場に立った親切でよい医療をすすめ、生活と労働から疾病をとらえ、いのちや健康にかかわるその時代の社会問題にとりくんできました。また、共同組織と共に生活向上と社会保障の拡充、平和と民主主義の実現のために運動してきました。
私たちは、営利を目的とせず、事業所の集団所有を確立し、民主的運営をめざして活動しています。
日本国憲法は、国民主権と平和的生存権を謳い、基本的人権を人類の多年にわたる自由獲得の成果であり永久に侵すことのできない普遍的権利と定めています。
私たちは、この憲法の理念を高く掲げ、これまでの歩みをさらに発展させ、すべての人が等しく尊重される社会をめざします。
一、人権を尊重し、共同のいとなみとしての医療と介護・福祉をすすめ、人びとのいのちと健康を守ります
一、地域・職域の人びとと共に、医療機関、福祉施設などとの連携を強め、安心して住み続けられるまちづくりをすすめます
一、学問の自由を尊重し、学術・文化の発展に努め、地域と共に歩む人間性豊かな専門職を育成します
一、科学的で民主的な管理と運営を貫き、事業所を守り、医療、介護・福祉従事者の生活の向上と権利の確立をめざします
一、国と企業の責任を明確にし、権利としての社会保障の実現のためにたたかいます
一、人類の生命と健康を破壊する一切の戦争政策に反対し、核兵器をなくし、平和と環境を守ります
私たちは、この目標を実現するために、多くの個人・団体と手を結び、国際交流をはかり、共同組織と力をあわせて活動します。
2010年2月27日
全日本民主医療機関連合会 第39回定期総会
1947年 | 津川診療所開設。津川武一医師と看護師2名でスタート。 |
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1951年 | 津川医院を品川町に開設。津軽保健誕生の地に。 |
1952年 | 2月24日 津軽保健生活協同組合結成総会開催。 健生医院本郷診療所開設。 |
1953年 | 大清水診療所開設。(同年、大清水健生病院に改称) 組合機関紙「新聞」創刊。 |
1954年 | 和徳診療所を開設。 |
1958年 | 健生医院を「健生病院」に改称。 浪岡町に津軽医療生活協同組合津軽病院が開設。 |
1962年 | 元寺町診療所開設。 |
1964年 | 厚生大臣より優良生協として表彰を受ける。移動診療をきっかけに、班づくりや組合員運動が進んだ点が評価された受賞。 |
1968年 | 健生病院第1期工事竣工。 |
1969年 | 健生病院第2期工事竣工。 |
1973年 | 訪問看護スタート。 |
1976年 | 藤代健生病院開院(大清水健生病院から移転)。 |
1980年 | 第1回健康まつりが開催。 |
1982年 | 五所川原診療所開設。 |
1988年 | 津軽医療生協の黒石診療所が開設。 津軽医療生協津軽病院が医院として新築。 |
1990年 | 津軽保健生協と津軽医療生協が合同し、新しい津軽保健生協が誕生。 |
1995年 | 健生訪問看護ステーション「たまち」「なみおか」開設。 |
1996年 | 平賀診療所開設。 |
1998年 | 健生訪問看護ステーション「ふじしろ」「ちとせ」開設。 |
1999年 | 健生すこやかクリニック開設。 健生クリニック訪問看護ステーションたまち石川支所が開設。(後に「ちとせ・石川支所となる) |
2000年 | 健生ヘルパーセンター「かけはし」開設。 |
2001年 | 健生病院が救急医療の功労で厚労省大臣から表彰。 |
2002年 | 地域活動支援センターぴあす開設。 |
2003年 | 健生介護センター虹開設。 健生クリニック開設。 |
2004年 | 精神障害者福祉ホームB型ガーベラタウン開設。 |
2007年 | 弘前市第一地域包括支援センター開設。 住宅型有料老人ホーム健生弘前ホームあじさい開設。 健生ヘルパーステーションあじさい開設。 |
2008年 | 健生すこやかクリニックを健生クリニックへ統合。 |
2009年 | 健生ヘルパーステーションすこやか開設。 |
2013年 | 健生病院等新築移転のため弘前オフィスアルカディアに用地を取得。 |
2014年 | 健生訪問看護ステーション「ふじしろ」「ちとせ・石川支所」がたまちへ統合。(ふじしろ、ちとせはたまち支所に) |
2015年 | 健生ヘルパーステーションすこやかを健生ヘルパーセンターかけはしへ統合。 新健生病院・健生クリニックの建設着工。 |
2017年 | 新健生病院・新健生クリニックが竣工・オープン。 訪問看護ステーションたまち・ヘルパーセンターかけはし・組織部が弘前市田町の事業所から弘前市和徳町へ移転。 |
2018年 | 住宅型有料老人ホーム健生弘前ホームあじさい・健生ヘルパーセンターあじさいを閉鎖。 旧健生クリニック(弘前市野田)を「津軽保健生協会館」と命名。生協本部・訪問看護ステーションたまち・ヘルパーセンターかけはし・地域活動支援センターぴあす・弘前市第一地域包括支援センターの事業所および生協組合員の集い場所として活用。 |